導入事例
えびの興産株式会社様

当初は属人化からの脱却。次は「拠点横断型リモート配車」の実現

えびの興産株式会社

所在地:大阪府四條畷市(本社)
主な荷物:特殊貨物(通信基地局・産業機械)、建材、自社製接着機器
車両台数:約90台
ロジックス利用機能:配車~請求管理、労務管理、経営見える化

本記事のサマリー

昭和48年の創業以来、トラック1台から多角的な事業展開を遂げてきたえびの興産株式会社。同社は、配車業務の「脱・属人化」を目指し「ロジックス」を導入しました。 導入の決め手は、特殊貨物も扱う同社の複雑な運行に対応できる「汎用性の高さ」と、現場の要望を即座に反映する「開発スピード」。システムに合わせて業務を最適化する「Fit to Standard」の姿勢で、今や拠点を跨いだ配車の連携やリモート配車という、運送業の新しい未来を描き始めています。

えびの興産株式会社のご紹介

えびの興産株式会社は、大阪を拠点に輸送・倉庫・接着・工事の4事業を展開する複合企業です。同社の最大の特徴は、接着剤塗布装置の設計・製造を行う「接着事業部」を持つこと。現代表の𠮷留氏が「自ら運ぶ荷物を作る」という観点で多角化を推し進め、自社製品の輸送から据付施工までをワンストップで手掛ける独自のビジネスモデルを確立しました。
保有車両は約90台。精密な医療機器から、背高・幅広の通信基地局資材まで、ありとあらゆる特殊貨物に対応する技術力が同社の誇りです。

導入前の課題

「書いては消す」A3用紙の限界

ー ロジックス導入前には、どのような課題がありましたか?

細川さん(取締役):  一番の問題は、配車係の「属人化」でした。当時はA3の紙にドライバー名と車番を書き込み、変更があれば消して書き直す……という完全なアナログ運用。何が最新の情報なのか、配車係以外には全く分かりませんでした。

もし配車担当が休めば、誰もフォローができない。私自身が配車を引き継いだ際、そのあまりの非効率さに「これほど無駄なものはない、一刻も早くデジタル化しなければ」と痛感したのが始まりです。


ー 仕事がデジタル化で奪われるなど、現場での抵抗などはなかったのでしょうか?

細川さん:いきなりシステムを入れるのではなく、まずはExcelで配車表を共有し、段階的にデジタルに慣れてもらうステップを踏みました。
その上で「ゴールは情報の可視化だ」と伝え続けました。

幸い、私たちの現場では「仕事が取られる」といった反発はなく、むしろ「みんなで情報を共有して楽になろう」という前向きな空気が醸成されていきましたね。

導入の決め手

特殊な運行にもフィットする「汎用性」とフィットさせるための「現場理解」

ー 多くのシステムがある中で、なぜロジックスだったのですか?

大村さん(運用担当): 1年半ほどかけて多くのシステムを比較しました。例えば大手の顧客管理システムから運送業界特化のシステムまでです。でも、多くはルート配送や車両管理がメインで、私たちのようにお客様ごとに運行形態が異なる「スポット・特殊貨物」には不向きでした。

その点、ロジックスは驚くほど汎用性が高かった。直感的に「これならうちの複雑な動きも管理できる」と感じたのが一番の決め手です。  

ー 導入過程でのサポートはいかがでしたか?

大村さん: 開発スピードには本当に驚かされました。当社の複雑な運行に合わせた労務管理の相談をした際、みるみるうちにシステムが改善されていく。

当時は別の労務管理システムを利用しておりました。でも、アセンドさんの開発から営業まで、全体が現場を理解し、本気で寄り添ってくれていると感じ、労務管理もお任せしようと思いました。 

導入後の効果・活用状況

「福岡、埼玉で大阪の配車」拠点の壁を越えた連携

ー 導入から約半年、どのような変化を感じていますか?

細川さん: 案件登録をルール化し、依頼書もシステム内に集約したことで、誰でも配車状況を把握し、ドライバーへ指示が出せる土台が整いました。極端なことを言えば、案件の登録さえできれば事務の方でも配車ができる状態になった。

また、特に大きいのは拠点間の連携です。大阪、福岡、埼玉の全拠点の状況がリアルタイムで見えるため、「福岡から大阪に帰って来るなら、この荷物を持って帰って」といった帰り荷のキャッチボールが劇的に増えました。

ロジックスを導入したことで生まれたコミュニケーションです。

 大村さん:最近では売上管理のダッシュボード活用も始まりました。以前は細川が別のエクセルで手集計していたデータが自動で見えるようになったところです。細川が出張中でも、新幹線内からPC一つで経営判断ができるようになりました。この「どこにいても仕事ができる」環境は、非常に大きなメリットです。

今後の展望

「システムに業務を寄せる」ことで目指す、リモート配車の実現

ー 今後の展望について教えてください。

細川さん: 究極のゴールは「リモート配車」の実現です。システムを使いこなせば、福岡にいながら本社の配車を組むことも可能になります。そうなれば、働き方はもっと自由になれる。 私は社内のメンバーに「システムを自分たちに寄せるのではなく、自分たちがシステム(標準)に寄っていこう」と伝え続けています。

また、車両管理にも課題感があります。まずは配車や労務をしっかり使いこなして、ゆくゆくは車両管理もロジックスで行えるようにしていきたいです。

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