所在地:富山県射水市
おもな荷物:アルミ形材、アルミ製品、ガラス、プレカット木材など
車両台数:115台
ロジックス利用機能: #配車〜請求管理
本記事のサマリー
三進運送株式会社は、長年にわたる業務の「属人化」という課題に直面していました。この状況を打破し、デジタル変革(DX)を通じて企業全体の情報共有を促進するため、ロジックスLogixの導入を決断。既存の慣習や部門間の分断を乗り越え、全社的な連携と効率化への挑戦をはじめています。
三進運送株式会社のご紹介
昭和45年(1970年)に創業し、富山県射水市に本社を置く運送会社です。おも主な事業として、アルミ形材、アルミ製品、ガラス、プレカット木材、工作機械類といった専門性の高い輸送を手がけています。同社は物流・情報システムを駆使し、確かな輸送を実現することで、「トータル物流の可能性」に挑戦し続けています。運送会社として「安全第一」を掲げ、確実・丁寧、そして安心な輸送を心がけ、お客様のニーズに応え、満足いただけるサービスの提供に力を入れています
ー『ロジックス』導入前の課題について、くわしく教えてください。
ロジックス導入前の最大の課題は、業務が「属人化」していることでした。昔からの慣習や流れがそのまま引き継がれてきた結果、業務が特定の個人に紐づきすぎている状態だったんです。従業員は日々の業務を「当たり前」として捉えており、外部から見れば非効率的と感じられる業務も、社内では「おかしいことに気が付かない」状態にありました。
ー属人化によって、どんなことが起こっていましたか?
その結果、業務と組織が「縦割り」となる状態になりました。本来は連携すべき部門が分断され、同じような業務が異なるセクションで重複して行われるなどの非効率が生じており、システム導入による効率化が最も必要だと感じていました。
ー実は過去にも『ロジックス』の導入を検討したことがあったと伺いました。
はい。『ロジックス』のことを知ったきっかけは、ロジックスの導入企業である荻布倉庫の荻布氏からのご紹介でした。導入を検討すべく社内で議論したのですが、パソコンやエクセルのスキルを上げれば必要ないのでは?という声があがり、見送りになりました。
この当時はまだ、社内において課題の共有認識が取れていなかったといいますか……いわば属人化に対する「不自然さ」を社内で共有できていなかったことに気づき、コミュニケーションの必要性に気づきました。
それから約2年をかけて、システムや業務において部門間がつながることのメリットなどの議論をつづけていくと、少しずつ社内の意識も変わっていったように感じます。システムを変えるのは手段であり、収益をあげることが目的なんだという点も合わせて議論したことがよかったのかもしれません。
ーその後、正式にシステムを検討し、最終的に『ロジックス』を選択されました。決め手はなんだったのでしょうか?
複数社のシステムの担当者からの話を聞きましたが、最終的にロジックスを選ぶ決め手となったのは、「サポート体制の充実」でした。
特に、ロジックス側の担当者の「粘り強さ」と「ホスピタリティ」に惹かれたといいますか……。を評価しました。契約前にもかかわらず、熱心に気にかけてくれたり、情報収集をしてくれたりと手厚いサポートがあったことが、私たちの心を打ったように感じています。
社内で議論した2年間を経て、『ロジックス』導入の意思決定はとてもスピーディに実現できました。
会社のマインドが変われば、推進のスピードは早くなるんだなと実感しました。
ー『ロジックス』の導入決定から活用開始まではスムーズにいきましたか?
25年3月から実際に導入がはじまり、現在はロジックス側が提案してくれたタイムスケジュールに沿って、社内でシステム運用を実装していく段階です。うれしいことに、現場の従業員たちが『ロジックス』の活用について自ら考え、相談をしている風景なども目にすることもあり、確かな手ごたえを感じています。
ー今後の『ロジックス』の活用イメージとスケジュールを教えてください
最初の目標として、25年7月から打段階的に『ロジックス』の運用を開始し、秋を目安に運送管理と請求業務を『ロジックス』上で円滑に処理できる確立する状態ことを目指しています。
その後、26年からは会社全体で本格展開する計画です。
わたしたち三進運送が創業から50年以上の歴史で培ってきた経験とデータを『ロジックス』に集約し、Logixを通じて、車両、ドライバー、売上などの情報が可視化され、より良い配送ルートの確立や荷主との運賃交渉に繋がることを期待しています。
ー属人化に悩む運送会社の方に、1つアドバイスがあるとするなら、何を伝えたいですか?
『ロジックス』のようなITシステムを導入することは、社員間の「コミュニケーション活性化」に繋がります。システム自体が新しい話題となり、従業員間の会話を促進する「題材」となるんだ、と強く実感をしました。
今回の導入を通じて、DXの本質は「情報共有」にあったんだと痛感しました。人と人との会話を活性化させ組織が強くなるよいきっかけになりました。『ロジックス』は自社開発が不要であり、従来の業務方法を大きく変える必要もないので、もし属人化に悩む方がいれば、『ロジックス』の導入検討は、全社でコミュニケーションをはじめるよいきっかけになるかもしれませんね。
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