所在地:宮城県
おもな荷物:建材・食品
おもな輸送エリア:宮城県内(地場配送に特化)
車両台数:40台
ロジックス利用機能: #配車 #勤怠管理
株式会社仙台配送(本社:宮城県仙台市宮城野区)に本社を構える物流企業です。運送事業は宮城県内に特化しており、業務全体の9割を占める特徴があります。過去には秋田や郡山への長距離輸送も行っていましたが、採算面から利益が残りにくいと感じたため、現在の仙台市内を中心とした県内配送に特化する戦略へシフトしました。県内配送では、回転数を上げたり、短時間での配送を組み合わせたりしているなかで、今回のロジックス導入については「属人性が高い複雑な配車を支える業務システムとして採用した」と語ってくれました。
ーロジックス導入前に感じていた課題を教えてください
システム導入前の最も大きな課題は「配車」に関する点でした。特に弊社は混載での運行をメインとしており、配車業務は非常に複雑です。新人が入ってきてもすぐに内容を把握するのが難しいほど属人化が進んでいました。また顧客によってやり方などが全て異なるため、標準化が難しい側面もあります。
弊社で請け負う荷物は建材、米、お酒など多岐にわたります。建材や米などは緩衝材が必要になる場合があったり、パレットでの積み下ろしと手下ろしが混在します。荷物の長さも不揃いのため、積載効率が悪くなることもあります。
作業性をあげるためには積載効率が悪くなることは避けられない部分でもありますが、事前にすべての荷物の情報が揃わない中、人の頭だけでこれらの要素を考慮して配車を組むことには限界がありました。この複雑さゆえに、独断や経験のある人しか適切な配車判断ができない状況になっています。
システム導入するときの期待には、この属人かされた状況の改善、Excelなどで行なっている現状業務からの脱却などがありました。また、従業員の定着化を測るためにも、勤怠管理と配車を紐づけることで、事前に休める人数などを考慮したシフト作成が可能になることも期待していました。
ー システム検討時のポイントを教えてください
システム導入の検討では、一気通貫で業務をカバーできるシステムが理想的であると感じていました。ロジックスを知ったのは同じ宮城県内の運送事業者さんからの紹介です。
ロジックス導入の決め手としては、まず「使いやすさ」が挙げられます。サポート体制への信頼が大きな要素となりました。
ー 現在ロジックスは導入中という状態です。ここまでの印象はいかがですか?
非常に丁寧に導入作業を進めてもらっています。取引先や協力会社の情報整理に加わってくれたり、配車表の細かな点にも詳細に質問をくれたりと、弊社の現状理解に務め、一緒に設計をしてくれている印象を持っています。
現場の運用の負荷が上がらないように、と選択肢を用意して打合せに臨んでくれる点も安心して見ていられます。
ー ロジックスを活用しながらやりたいことを教えてください
会社としては現在の地場に特化した運行を、より拡大していきたいと思っています。仙台市内など地域内で「あそこに任せたら大丈夫だ」と思ってもらえるような仕組みを作りたいと考えています。新たに参入してくる競合他社に対し、長年やってきた強みとシステムを活用して差別化を図りたいです。
システムには、単なるオペレーション管理だけでなく、人の判断の限界を超えるサポート、特に複雑な配車判断を助け、知識や経験に頼りすぎずに属人化を防ぐ役割を期待しています。ミスや破損を減らすことにも繋がると考えています。
ー ロジックスの導入を経て、現在導入を検討している全国の運送事業者に、検討時に意識すべきことを教えてください
工数を減らして、確実性を高められる。理想の業務オペレーションを作ることが運送事業者の武器になります。他の運送会社では、運行管理や請求業務が一気通貫したシステムになっていないことが多い状況だと思います。そのため、漏れが発生しやすいという課題があります。
システム導入によって、業務効率が向上し、手数や間違いを減らすことができると考えています。特に属人化は多くの会社で共通の課題であり、「あの人しか知らない」という状況から脱却できます。ロジックスのように、コスト(手数)を減らし、間違いなく、確実に管理できるシステムは、働く人にとって非常に有益であると感じています。
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