
所在地 : 山梨県
主な荷物 : 食品や飲料をはじめ、家電、住宅関連資材・設備機器、工業製品などの一般貨物
車両台数 : 167台(うちロジックスでは1事業分のみ利用)
ロジックス利用機能 : #配車 #請求 #労務(勤怠カレンダー) #経営見える化
本記事のサマリー
紙の配車表と属人化に依存していた山梨貨物自動車株式会社。業務に合わない既存システムに悩まされる中、偶然目にした広告をきっかけにロジックスと出会いました。「No」と言わない柔軟なカスタマイズと、段階的に導入できる仕組みが決め手となり、配車から請求までを一気通貫でデジタル化。属人化が解消され、リモート配車まで実現しています。
現在は定常案件を活用した効率化や情報共有により、確認作業や手戻りが大幅に削減。さらに今後はAIによる配車提案や現場教育への活用を視野に入れ、次のステージを目指しています。「紙業務から抜け出したい」「配車や請求の属人化をなくしたい」そんな課題を抱える企業にとって、山梨貨物の事例は大きなヒントになるはずです。
山梨貨物自動車株式会社のご紹介
1963年に創業し、山梨県を拠点に長野・静岡エリアまでを結ぶ物流ネットワークを展開しています。特積(特別積合せ)輸送や地域配送を中心に、倉庫保管・流通加工など幅広いサービスを提供。現在は160台を超える車両と9拠点を有し、地域の輸送インフラを支えています。
安全・品質への取り組みにも積極的で、Gマーク(安全性優良事業所認定)やISO認証を取得。さらに、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの活用、最新の東倉庫・一宮倉庫の稼働など、持続可能な物流体制づくりにも力を入れています。
古屋さん(常務取締役):私は山梨生まれ山梨育ちで、2000年代初頭に入社しました。入社後は総合職として、現場から管理業務まで幅広く経験してきました。
当初はトラックドライバーとして特積や区域配送に携わり、現場の実務を直接経験しました。その後、事務や倉庫管理、営業などを担当し、物流業務全体の流れを把握する機会を得ました。
現在は、これまでの経験を活かしながら業務全般を見渡し、配車や運行管理を含めた日々の業務が円滑に回るよう、必要な調整や改善に取り組んでいます。
今回のロジックス導入についても、現場を理解している立場だからこそ、実態に即した判断や業務改善につながる意思決定ができていると感じています。
小泉さん(配車業務担当):私は古屋の少し後に入社しました。入社前は、OA機器のカスタマーエンジニアとして、お客様対応やトラブル対応に携わっていました。
入社当初はドライバーとして、路線便や一般貸切便を担当し、配送の現場を経験しました。その後、顧客対応の丁寧さや営業経験で培った交渉力、業務をやり切る姿勢を評価いただき、配車業務を任されるようになりました。
現在は配車業務の中心を担いながら、ドライバーとお客様の双方と密にコミュニケーションを取り、日々の運行がスムーズに進むよう調整役を務めています。現場の状況を踏まえた判断を心がけ、関係者全員が動きやすい体制をつくることを常に意識しています。

Q. ロジックス導入前には、どのような課題がありましたか?
古屋さん:以前は紙中心の業務でした。配車表も指示書も紙で管理していて、変更があるたびに書き直しや差し替えを行っていました。差し替え後は、変更内容の紙を手渡しして共有していたのですが、どうしても既存のアナログな業務をデジタルに変換する流れの中で、人手が必要なことに課題を抱いておりました。
小泉さん:私が入社した時から紙ベースの手書きだったので、「これを何とかしたい」とかは無くて、「これがこの会社の流れなんだろうな」と思っていました。私自身、PCにも苦手意識がありました。
Q. 弊社にお問い合わせいただいたのは、2023年ごろでしたね。
古屋さん:ロジックスについては、私が勧めたのが始まりでした。世の中でDXやデジタル化という言葉が流行っていた中で、自社の業務を振り返ったとき「1つの変更や確認で、みんなが紙を探し、手渡しし合っているような、こんなアナログな状況は長くは続かないな」と思ったんです。山梨貨物としてのベストを考えたときに、もっとデジタル化を進めなくてはと考えました。
Q.弊社に問い合わせいただいた時点で、具体的に解決したいテーマがあったのでしょうか?
古屋さん:元々、請求書を作成するシステムは導入していましたが、配車や指示書、帳票が紙ベースだったのが課題でした。そんな時、求貨求車マッチングプラットフォームでロジックスの広告を見ました。「配車と請求がつながる」みたいな内容で「こんな新規なサービスあるんだな」と、軽い気持ちで資料請求しました。
Q. 他社のシステムも検討されていましたか?
古屋さん:他社システムも検討していました。ただ、現場との相性があまりよくなくて……。どうしてもうちのやり方があって、それをシステムで実現できないか相談しても「システムに合わせてください」という回答ばかりで、運用が難しい状況でした。具体的には、既存の請求システムで入力したデータを、経営資料として印刷していました。他社システムでトライアルした際、入力した数値を経営資料として、紙で出力できないか相談したんです。紙に出力できないどころか、データとしてExcelやCSVでも出力が出来ないと断られてしまいました。
そんな中、ロジックスの話を聞いたら、すべての数字がアウトプット出来ることに加え、経営資料としても出力可能と回答をもらえました。システムの操作性も現場にも合いそうな印象を受け、トライアル運用を始めてみることにしました。

ー ロジックスの導入を決めた理由を教えてください
古屋さん: トライアル中に「No」と言われなかったことが決め手でした。他社では断られたような希望も、「こういうやり方ならできますよ」とか、「ここをこう変えたら、帳票側で解決できるかもしれません」と提案してくれたことが大きかったです。
トライアルの期間も「導入後の具体的なイメージができるまで支援します」と、打合せやカスタマイズを丁寧に進めてくれました。契約を強く迫ってこなかった点も安心できました。寄り添ってくれることに安心感を覚えました。
また、ロジックスを導入することで、これまで行われていた紙のデータを既存の請求システムに入力する作業が、明確に無くなることが分かっていました。そこで社内的にはデジタル化を進めるというよりは、導入することで間違いなく「コスト削減」につながるという理由で、導入を推進しました。
小泉さん:配車表を見たときの第一印象は「どれをどうやって使うんだろうな」というのが正直な感想でしたが、サポート体制が充実していたのはよかったです。また、色付けとかカスタマイズの仕方を教えてもらい、色々と自分で試しながら操作することができました。
古屋さん:導入ハードルの低さも評価しています。導入費用が1,000万~2,000万ぐらいかかってくると、ハードルも高くなりますが、安価で段階的な導入が可能だったこともポイントです。一度にすべてを変えるのではなく、まずは特定の業務から始めて徐々に広げられる。現場に混乱を与えずに進められるのは大きな魅力でした。

ー 現在、ロジックスをどのように活用されていますか?
古屋さん: まず、属人化の解消と情報の共有化が進みました。以前は特定の人しかできなかった配車や請求の作業が、他のメンバーでも対応できるようになっています。その結果、小泉が少し前に体調を崩して療養していたんですが、他のメンバーで対応することができるようになりました。現在は、在宅(リモートワーク)で配車作業に取り組んでもらっています。
ー リモートワークでの配車はすごいですね。ロジックスのユーザーの方から、初めて伺いました。
小泉さん:ロジックスを見れば配車に必要な情報がリアルタイムに分かるので、お客さんともスムーズにやりとりできます。また、配車から請求までの連携がスムーズになったのも大きいですね。事前に運賃が分かる仕事は定常案件の機能を活用することで、毎回同じ情報を入力する手間が減りました。
古屋さん:いちいち仕事の内容や情報を人に確認する工数が減ったことが大きいです。業務の一工程が削減された印象です。結果的にペーパーレス化も進んでいます。

ー 今後、ロジックスをどのように活用していきたいですか?
古屋さん: AIを活用した機能の充実に期待しています。例えば、過去の運行データや積載状況から最適な配車案を提案してくれるようになれば、より効率的な運行管理が可能になるはずです。
小泉さん:ロジックスを現場教育にも活用していきたいですね。新人ドライバーや配車担当者がシステム上で業務の流れを学べるようになれば、教育時間の短縮や習熟度の均一化にもつながると思います。
古屋さん:新しく入社された方にも「まずはロジックスを見て」と伝えています。「この案件は過去にいくらだったのか」とか「このお客さんの仕事はどんな内容か」など、小泉さんの配車の実績としてロジックスに登録されているので。配車のデータベースとして使っていきたいですね。
ー ロジックスの導入を検討中の企業に向けて、ひとことお願いいたします。
小泉さん: 少し先の配車状況がパッと分からない運送会社さんにはおすすめです。あとは受注と配車が分かれている会社さんにも、リアルタイムに配車が分かるようになるのでお勧めです。
古屋さん:単純に今、紙での業務が多い会社にはお勧めできます。これは機能とは別の観点ですが、アセンドの方々の雰囲気というか対応力と言いますか、要望に応えてくれる人間力みたいな点も私はおすすめですよ。

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